
誰だって「いい人」と思われたい
「いい人」とは『一緒にいて安心できる人』や『その人と話した後に、少しだけ前向きな気持ちに
なれる人』のことかもしれません。
あなたは今、誰か特定の人のことを思い浮かべていますか?
実は以前の私の「いい人」とは、
『何でも「うん」と言ってくれる。ありのままの自分をすべて受け入れてくれる人』
というイメージがあったんです。
それはとても温かくて、大きな安心感を与えてくれる存在。
否定されず受け入れてくれてもらえることは、人が最も求めている癒しの一つと考えていました。
なぜ「何でも『うん』と言って受け入れてくれる人」を求めてしまうの?
そう思った時、私は学生時代に経験した「集団無視」による深い傷が影響していると知りました。
「集団無視」という、自分の存在そのものを否定されるような扱いを受けたので、
『否定せずに「うん」と言ってほしい』と切実に願っていた過去の自分がいたのです。
自分の存在を否定された恐怖から、その対極にある「絶対的な受容」を安全基地として切望する
のは、心を守るための自然な反応です。
周囲から存在を消されるような恐怖を味わったからこそ、今はその逆の『絶対的な受容』を
安全基地として求めていたのだと気付きました。
なぜ「なんでも『うん』と言ってくれる人」をもとめるのか?
・自分の存在の再確認
・傷つくことへの防衛
だったのです。
「尊重」としての否定であっても、拒否されるのが怖くて受け入れられないのはなぜ?
大人になり「なんでも言うことを聞いてくれる人」は一見優しく見えますが、
実は「相手と向き合うことから逃げている」場合もあります。
なので、段々苦しくなるとその人は自分から離れていきました。
本当の意味で大切に思っている人は、時にはあなたを思って「それは違うよ」と言ってくれる
かもしれません。それは拒絶ではなく、あなたを一人の人間として尊重している証拠でも
あります。
でも、過去のトラウマにより、脳が「小さな否定(意見の相違)」を「大きな拒絶(存在の否定)」
だと誤変換してアラートを出してしまうため恐怖に感じていたのです。これは自分の弱さでは
なく、傷ついた心が必死に自分を守ろうとしている「防御反応」だと知りました。
でも、「どうしたらいいか」が解りませんでした。
拒否が怖くて受け入れられない時は、どうすればいい?
そんな時は無理に自分を変えようとする必要はありません。
まずは「自分の感情を認めてあげてください」
「今、自分は拒否されるのが怖くて防衛モードに入ったな」と客観的に実況してみてください。
または
「あの時自分はあんなに寂しかったから、受け入れてほしいと思うのは当たり前なんだ」と
あなた自身が自分を「うん」と受け入れてあげてほしいなと思います。
相手が否定したのは「私の人格」ではなく、単に「その時の状況や案」だと解釈する練習を
するのも良いです。脳に「人」と「事柄」の区別をつける練習をすると受け入れやすくなります。
または、些細なことで自分の好みを伝え、「断っても関係は壊れない」という成功体験を積むのも
よいです。小さな「NO」を出す練習をすると気持ちを素直に出しやすくなっていきます。
一番は怖がっている自分に対し、自分自身が「うん、怖いよね」と一番に寄り添ってあげることを
してあげてください。声に出したり紙に書いたりしてみると視覚や聴覚で脳が理解していきます。
自分を一番の味方にすることができれば、最高の相棒ができたようなものですよね。
あなたへのメッセージ
「良い人」の定義は、今のあなたの心の状態によって変わっていいものです。
今は「何でも受け入れてくれる温かさ」を求めていても、心が癒えていくにつれて
「対等に話し合える信頼」へと形が変わっていくかもしれません。
まずは、「過去の痛みを抱えながら、一生懸命今日まで生きてきた自分」を、
あなた自身が「良い人(大切な人)」として扱ってあげてくださいね。
「自分を一番の味方にする」には一人ではなかなかできない人もいるのです
*「怖い」という感情をそのまま認め、自分を責めないこと
*「No」の意味を小さく解釈する練習をすることで、「人」と「事柄」を切り離して
考えれるようになる
*「小さい違和感」を自分から出してみることで、逆に自分から小さい「No」や「こだわり」を
伝えれるようになる。【断っても、断られても、関係は壊れない】という成功体験を上書きする。
*信頼できる人に「怖さ」を共有しておくことで、周りは配慮しやすくなり、自分自身も「理解
されている」という安心感を得る。
これらのポイントを理解することで変わることができます。
今の自分を「変えたい」とおもうのであれば、自分の力で変われるようになりませんか?
でも、一人で自分と向き合うのはなかなか難しいのが現状です。
なぜなら脳の仕組みのせいなんです。それを理解しないまま変わろうとすることは大変なので、
一人では変われる人が少ないのもそのせいかもしれません。
そんな人には、自分に向き合いながら変わっていく楽しみを持てるように、私が「脳の仕組み」と
「心のつながり」を伝えながらサポートさせて頂きます。
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気軽にご相談ください。お会いできるのを楽しみにしています。