
眠れないほどの不安や、腹痛、頭痛といった具体的な症状がでるのは、あなたの心が
「もう限界だよ」「そこは安全な場所ではないよ」と必死にアラート(警報)を鳴らしている
証拠なんです。
なぜそうなってしまうのか・・・
脳と体が「戦時モード」になっているから
本来、家はリラックスしてエネルギーを蓄える場所ですが、明日の学校や仕事にたいして
強い恐怖やストレスを感じていると、脳の自律神経が「交感神経(戦うためのスイッチ)」に
入りっぱなしになります。
・眠れない:敵(ストレス)が来るのを警戒して、脳がシャットダウンを拒否している状態です。
あなたの心と体が「限界アラート」を鳴らしている状態です。
・腹痛・頭痛:ストレスホルモンが分泌され、胃腸の動きが乱れたり、筋肉が過度に緊張して
血管を圧迫したりすることで起こります。
過去の経験からのトラウマの影響
「また〇〇されるかも」という不安予期
学校や職場で経験した嫌なトラウマが、無意識に当時の恐怖として蘇り、心身が防衛体制に入って
しまいます。
受け入れてもらえないかもという不安
「もし、何かあっても誰も助けてくれない、否定される」という絶望感が、体調不良として
現れているのかもしれません。
「良い自分」を演じすぎている疲れ
あなたにとっての「良い人」が例えば「何でも受け入れてくれる人」だった場合、
あなた自身も無意識に「相手に受け入れられるために、完璧に振舞わなければ」
「粗相があってはいけない」と自分を強く律しすぎているかもしれません。
体調が悪くなっても頑張ってしまう方へ
体調が悪くても「仕事に穴をあけられない」と無理をしてしまう方へ
責任感の強さに加え、「休む=嫌われる・見捨てられる」という恐怖が結びついているからです。
休むことを「単なる休息」ではなく「存在を否定されるリスク」として捉えてしまっているため、
心身を削ってでも行かなければならないと感じてしまうのです。
そんな時は!
『仕事に行く』のハードルを極限まで下げてみることです。
「完璧にこなそう」「失礼がないようにしよう」と思うことは体が余計こわばるので逆効果です
「行くだけで100点」にする:結果をだそう、誰かと上手くやろうと思わず、「ただ椅子に座って
いれた」「定時までそこにいれた」を目標にしてみてください。
「最低限のタスク」だけ決める:「これだけ終われば、あとは何もしない」と自分の中で
「終わりのライン」を低く設定します。
「休まない」ではなく「戦略的に体を温存する」と思いましょう
「休めない」のであれば、せめて「仕事中、極限まで省エネで過ごす」ことを自分に許可して
あげてくださいね。
・休憩時間は自分の世界にこもる。
・笑顔を作らなくていい場面では、無表情でいる。
・「良い人」になるスイッチを家を出る瞬間からオフにする。
それを設定しただけでも十分100点です。
物理的に「今」の不快感を取り除くことも効果あり
体調に出ているときは、理屈よりも物理的なケアが効くこともあります。
お腹を温める:副交感神経が少し優位になります。
深呼吸を3回だけ:「吸う」よりも「吐く」を長くします。これだけで脳は「今は安全だよ」と
いう信号が送られます。
休んだ翌日に「忙しかったんだよ」と言われるのが怖い方へ
休んだ後に仕事に行くと、「昨日は忙しかった~」などという人がいます。
そんな言葉を投げかけられると困ってしまいますよね。
そんな時は、相手の言葉を「攻撃」ではなく「相手の自己アピール」だと再定義しましょう。
相手はあなたを責めているのではなく、「自分の頑張りを認めてほしい」という幼稚な欲求を
口にしているだけかもしれません。まともに受け止めて罪悪感を抱く必要はありませんからね。
そんな時は!
相手がその言葉を投げかける「本当の理由」は実は「浅い」ものだと気付く
「単なる報告」(自分の頑張りをアピールしたいだけの自己満足)や「コミュニケーション不足」
(その言葉を口にしているだけで、相手はそれが刃物になると気付いていない)だと気付くだけで
いいのです。罪悪感はいりません。心を守るための返し方「スルー技術」を試してみてください。
・オウム返しでシャットアウト!相手の話を深堀せずに終わらせます。または「そうでしたか。
お疲れさまでした」と労うだけであなたの義務は果たせています。
・心の中で「別の翻訳」をする!脳にその言葉を入れないようにしましょう。「昨日忙しかった」
と言われたら、脳内で「自分が頑張ったと自慢したいだけね」と変換することで、相手が
「攻撃者」から「ただの構ってちゃん」に変換されます。威圧感は半減しますね。
・「今の自分」の正当性を認める!「休んだのは私の体が動かなかったから。それは負荷抗力で
あり、私が悪いわけでない」と自分に言い聞かせてください。仕事の穴を埋めるのは組織の仕組み
の問題であって、体調を崩した個人の責任ではありません。
嫌味を言われないために「自分を守る境界線」を作ってみる
存在を消すのではなく、「丁寧な境界線(盾)」を張る事もよいかもしれません。
・「盾」として定型文を用意してみる:相手の「いそがしかったんだよ」という言葉をまともに
受け止めるのは、心が裸で戦場に立つような状態と同じです。そこで、「丁寧だけど深入り
させない盾」の言葉を作りましょう。例えば「そうだったんですね。助かりました。ありがとう
ございます。」です。
・ポイントは「すみません(謝罪)」ではなく、「ありがとう(感謝)」に変換する:謝ると
「あなたが悪い」という空気になりますが、感謝で返すと「協力しあった」という
対等な構図になり、相手もそれ以上攻めにくくなります。
・「仕事の自分」という役を演じる: 素の自分のままだと傷つきやすいので、職場では「プロの
受付係」や「淡々としたオペレーター」のようなキャラクターを一枚羽織るイメージです。
感情でつながるのではなく、「業務上のやり取りだけを丁寧に行う役」になりきります。
嫌味を言われても「あ、この役柄には関係ないセリフだな」と一歩引いて眺めるイメージです。
・「小さな味方」を視界に入れる:トラウマがあると職場全体が敵に見えてしまう場合があります。
でも、全員があなたを責めているわけではありません。
職場に1人でもいいので、「この人は比較的穏やかだな」と思える人を心の中で「安全
ポイント」に設定してみてください。
嫌なことがあった後は、その方を見たり、デスクにあるお気に入りの小物などを見て、心を
落ち着かせます。
・帰宅後の「自分への受容」を予約しておく:「明日行ったら、帰りに好きなスイーツを買う」
「お風呂で好きな動画を見る」など、戦いから戻った後の報酬を先に決めておくのも良いです。
あなたへのメッセージ
あなたは学校・仕事に行こうという気持ちを持っているだけで100点満点なんです。
気に病む必要なんてありません。
明日は、「嫌なことを言う相手」を「自分の頑張りを見てほしい寂しい人なんだな」と心の中で
一歩引いて観察することだけ、試してみませんか?
もし明日、職場の玄関をくぐれたら、それだけであなたは自分自身のヒーローです。
でも、また行きたくなくなってしまった…
そんな時はそのままにせず「今」の気持ちを話してみませんか?
生きづらさがゆるやかにほどけていくように
あなただけの四つ葉のクローバーを見つける
自分発見・宝(自分幸せ)探しをしてみませんか?
気軽にご相談ください。